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世界遺産はいいものだけではない

世界遺産はたしかに素晴らしいもので保存していかなければならないものですが、
一方で世界遺産の中には、負の世界遺産と呼ばれるものもあります。
そもそも世界遺産とは「人類が共有すべき普遍的な価値をもつもの」として、
世界遺産リストに登録された遺跡や自然などを差しますが、それとは反対に戦争や人類差別など
人類が犯した罪を証明するものも世界遺産として登録されています。
それらを負の世界遺産と呼ぶのですが、この負の世界遺産を登録することで
私たちに忘れてはならないと訴えられています。

負の世界遺産の例を簡単にあげてみます。

●アウシュヴィッツ強制収容所
ナチス・ドイツがユダヤ人を虐殺した収容所

●ロベン島
人種隔離政策に反対された人たちが収容され、マンデラ大統領が幽閉された島

●ゴレ島
奴隷貿易の拠点とされていた島

●バーミヤン遺跡
タリバン政権によって破壊された遺跡

●原爆ドーム
核兵器の悲惨さを伝える建物。日本の広島にある

他にも負の世界遺産はいろいろあるでしょう。
人類が犯した過ちを繰りかえさないようにできたのが負の世界遺産です。
日本からは原爆を受けて残った広島の原爆ドームが負の世界遺産として残っています。
私達が後世に伝えていかなくてはいけないことは何も素晴らしい世界遺産だけではないということです。
平和を脅かすような負の世界遺産もしっかり残しておかなければいけないというのはいい考えですよね。

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